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渋谷栄一著(C)

1.概要

 「三代集之間事」は、自筆識語に「貞応元年九月七日非器重代哥人藤定家」とあるように、藤原定家が貞応元年(1222)、61歳の時に著した歌学書。古今・後撰・拾遺の三代集について、その成立・作者・歌詞の注釈など、父俊成から伝授された説を中心に述べられている。「僻案抄」とともに定家の三代集についての説を知る上で重要な書である。

  • 整定テキスト
  • 研究ノート

    2.主要研究史

    1982年(昭和57) 小沢正夫編『三代集の研究』(明治書院)
    1983年(昭和58)3月 川平均「三代集間事読解」(『跡見学園国文学科報』昭和58年3月)

    3.研究情報(解題・論文抄)

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